導入実績効果検証 90日
バッキンガム宮殿
1703年にバッキンガム公爵によって建てられたバッキンガム宮殿は、1837年より英国王室の正式な住居となり、現在は775の部屋数を有している女王陛下の住まいとなっています。
空調温水配管及び給湯配管には亜鉛めっき鋼管が使用されており、赤錆劣化により一部配管更新を行っていました。
しかし、大半の配管が未更新のため、赤錆劣化を防止して配管を延命する目的で、2007年1月12日に空調温水配管及び給湯配管にNMRパイプテクターをそれぞれ設置しました。
NMRパイプテクター設置前は、空調温水配管の水中の鉄分値は16.6mg/lを呈していましたが、NMRパイプテクター設置24日後には鉄分値は0.455mg/lと大幅に減少しました。
給湯配管ではNMRパイプテクター設置前の水中の鉄分値は2.75mg/lを呈していましたが、設置24日後には0.018mg/lと大幅に減少しました。
これらは新規の赤錆発生が防止され、配管内の既存の赤錆が水に不溶な黒錆に変化したためです。
以上により、配管内の新規赤錆の発生が防止され、既存の赤錆が黒錆化されることによる、NMRパイプテクターの赤錆防止・配管延命効果が実証されました。
設置の様子
建物名 | バッキンガム宮殿 |
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所在地 | ロンドン |
建物概要 | 1703年竣工、築304年、775室 |
設置日 | 2007年1月12日 |
設置配管/設置数 |
空調温水配管/PT-100DS×1台 循環給湯配管/PT-50DS×1台 循環給湯配管/PT-30DS×1台 |
循環している配管内の水を「採水」し、水中に含まれる鉄分値を計測して効果を測定します。
設置前 | 設置24日後 | |
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鉄分値(mg/l) | 16.6 | 0.455 |
設置前 | 設置24日後 | 設置45日後 | 設置90日後 | 英国水道法水質基準値 | |
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鉄分値(mg/l) | 2.75 | 0.018 | 0.007未満 | 0.007未満 | 0.2以下 |
※給湯配管、8時間以上使用を停止した夜間滞留水の最初の500ccを採水して検査
外部検査機関による分析証明書
※検査機関:Severn Trent Laboratories Ltd.
バッキンガム宮殿からのご送金通知書
※実際の送金金額は非表示にしております