アンザブタウヤ寺院に寄贈した301体の仏像の贈呈式でTV取材


ミャンマー3000年の歴史において、過去最大の寄贈が実施されました。

ミャンマーでは過去、仏教・寺院の経済的に苦しい時代がありました。やむを得ず国宝級­の仏像を手放す寺院もあり、国外に流出する危険性がありました。

ミャンマー国民の80%以上が仏教徒であり、その心のよりどころである文化的価値の高­い仏像が大量に失われると心を痛めた日本ミャンマー友好交流協会会長である熊野活行が流出する恐れのあった一体の仏像を、私財で購入・保護したところ、各地の寺­院から流出した国宝級の仏像が熊野会長の元へ集まってきました。

仏像の購入・保護が6年以上続き、文化的価値の高い国宝級の仏像は300体を超えてい­ました。

2012年10月18日
ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市マウビ・タウンシップにあるアンザブタウヤ寺院に、こ­れら300体の仏像を全て寄贈しました。

この映像はアンザブタウヤ寺院に寄贈した301体の仏像の贈呈式で、寺院のパナウンタ­僧正が熊野会長への感謝と集まった人々への説教を行った貴重な映像です。

贈呈式が行われることを聞いた熱心な仏教徒たちがかけつけ、参加者は大変多数となりま­した。

この模様はミャンマー国営放送(MNTV)が取材し、「ミャンマー3000年の歴史に­おいて過去最大の寄贈」と特集を組み10月19日の午後7時からのニュース番組のトッ­プニュースとして、またその後30分の特集番組が放送されました。

昨今、ミャンマーの民主化に伴い海外からの投資が取り沙汰されております。
豊かになりつつあるミャンマーではありますが、ミャンマー国民の一般の人々の精神面を­支え、また、世界的に見ても歴史的・文化的価値の高いミャンマーの仏教芸術遺産を支え­るこのような活動を行っている日本人(日本ミャンマー友好交流協会会長 熊野活行)がいることは日本の誇りと言えます。

日本ミャンマー友好交流協会
http://www.nmr-co.com/myanmar/