日本はかつて、高度成長期からバブル期にかけて続々と、オフィスビル、病院、学校やマンションなどを建設しました。それから数十年後の今、急速に建物の経年劣化が進んでいます。
建物本体は、適切なメンテナンスを施せば今後も十分な機能を発揮していけます。
しかし、対策として難しいのが、ライフラインとして大切な給水、給湯、空調冷温水に欠かせない配管が上げられます。
こちらも当然建物と同じく経年劣化が起きますが、問題なのは建物寿命が50年以上なのに対して配管寿命は20年程度であるという点と、劣化の把握が目に見えないゆえに、配管内に発生した赤錆が進行して、気が付いたときには、赤水が出たり漏水が発生しているケースが後を絶ちません。
日本システム企画の赤錆防止配管更生装置であるNMRパイプテクター®は、新しい技術であるNMR(核磁気共鳴)を利用して、赤錆を流出せずに赤錆を体積が10分の1の黒錆に変えて配管を更生させます。
NMRパイプテクター®を設置すると配管内は、赤錆の表面から不動態(黒錆)の皮膜になり配管強度を少しずつ高めます。それによって、配管は外部腐食がない限り、建物が存続するのと同じ期間、使用可能となります。
これにより配管更新コストが5分の1~10分の1へと大幅に削減されると同時にCO2排出削減にもなります。
当社は、環境イノベーション企業と自負しております。
それは、NMRパイプテクター®の技術によって、「配管を取替えることによって発生する地球温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)を削減するということになります。
ビルの解体や建設により生じたCO2はどのくらい発生しているかご存知でしょうか。
今やCO2などの温暖化ガスによる二次災害は地球規模にまで達しており、日本も決して他人事では済まされません。
当社の製品NMRパイプテクター®はイギリスを始め、ヨーロッパでも高く評価されております。
NMRパイプテクター®が導入された英国バッキンガム宮殿や、国会議事堂、ウインザー城などは共に築年数が300年は経過した建物であり、今でも普通に使われています。
それは、物を永く大切に使い、引き継いでゆくという精神に他なりません。
日本では、新しい製品や技術を生み出す力に長けています。しかしながらその技術を、永く大切に使う事には不慣れなようです。当社ではそれを永く大切に使い、そしてより一層良くするために使っていこうと日々努力しています。
願わくば、当社の技術によって未来の主役である子供たちが健康に暮らしていけるよう願っています。
2019年12月3日
日本システム企画株式会社
代表取締役社長 熊野 活行
出身地 | 東京都 |
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学歴 | 東京理科大学工学部工業化学科 卒業 |
経歴 | 東京理科大学工学部工業化学科卒業後、大日本印刷株式会社入社。 昭和63年日本システム企画株式会社を設立。代表取締役社長に就任。 同年 日本ヘルス食品株式会社(現日本ヘルスケア株式会社前身)を設立。代表取締役社長に就任。 平成5年 日本モンゴル友好交流協会を設立。会長に就任。 平成8年モンゴル国国際経済商科大学共同設立(創立者)、名誉教授、名誉博士。 平成14年 日本ミャンマー友好交流協会を設立、会長に就任。 同年 NMR株式会社を設立。代表取締役社長に就任。 平成14年 東京大江戸ライオンズクラブを設立、会長に就任。 平成15年11月第13回大阪大学でのアジア太平洋防錆学会で防錆技術「NMR工法」の論文発表。 平成17年11月一般社団法人 日本防錆技術協会で「配管酸化 防止技術」の論文発表。 平成22年7月第16回世界臨床薬理学学会年次総会(World Pharma/デンマーク・コペンハーゲン)で、血中の酸化抑制技術の研究発表。 平成25年12月マイクロダイアリシス研究会にてNMRパイプテクター®を利用した血小板など生体に及ぼす影響について研究発表 平成30年7月京都で開催された国際薬理学・臨床薬理学会議(WCP2018)にてNMRパイプテクター®により血圧低下の研究成果を発表 |
兼務 |
兼 務: 日本ヘルスケア株式会社 代表取締役社長 NMR株式会社 代表取締役社長 モンゴル国国際経済大学名誉教授 団 体: 日本モンゴル友好交流協会 会長 日本ミャンマー友好交流協会 会長 東京大江戸ライオンズクラブ 初代会長 公益社団法人 腐食防食協会会員 公益社団法人 空気調和・衛生工学会会員 日本マンション学会会員 |
その他 |
所有する知的財産、実用新案、商標登録、特許、研究実績などはこちら https://www.jspkk.co.jp/kumano/ |