世界で唯一の薬品不要の画期的なカルシウムスケール固化付着防止技術登場!
冷却系ポンプ内のカルシウムスケールによる羽根破損、熱交換器内の熱交換効率低下・詰まり等を解決!
水中に水酸化カルシウムとして溶解しているカルシウム分を強制酸化し、炭酸カルシウムの超微粒子(ナノ粒子)として水中に分散させ、カルシウムスケールがポンプ、熱交換器、ボイラーの内壁に固化付着するのを防ぎます。
通常カルシウム成分は水中に水酸化カルシウム(Ca(OH)2)の状態で溶解しており、水温が変化する場所或いは、pHが酸性になる場所で水中の遊離炭酸または空中の炭酸ガス(CO2)と結合し水に溶けない硬い炭酸カルシウムの結晶になりポンプ・ボイラー・熱交換器・配管の内壁に固いスケールとなって付着します。 「ノンスケーラー®」を設置した場合、カルシウム成分を含んだ水が装置内を通過すると、装置内に配置された電気極性の異なる2種類の金属プレートに水中のカルシウム成分が接触します。 この時、カルシウム成分は強制酸化され、超微粒子(ナノ粒子)の炭酸カルシウムとなって水中に分散します。ナノ粒子化した炭酸カルシウムは、温度やpHが変化してもそれ以降変化しませんので、ポンプ・ボイラー・熱交換器・配管の内壁に固いスケールが付着しなくなります。
※ノンスケーラー®の機能を効率よく発揮するためには、酸化防止剤・スケール抑制剤等の薬剤を極力使用しないようご注意ください。 対レジオネラ等、殺菌剤の使用は中止する必要はありません。
前処理部(パイプテクター®)では、「ノンスケーラー®」内にある金属プレートにカルシウムスケールが付着するのを防止します。
ノンスケーラー®では、内部の2種の金属プレート(AとB)により、水中のカルシウムイオン(Ca2+)を強制的に酸化させ、炭酸カルシウム(CaCO3)の超微粒子(ナノ粒子)へと変化させ、水中に分散して流します。
当工場は、ポンプ内に付着した強固なカルシウムスケールによりポンプ内部破損・分解清掃等で毎月(20回/年以上)ラインが止まる状況でした。「ノンスケーラー®」設置後、6ヶ月以上ラインの停止は無く、ポンプケーシング内のスケール状況を確認したところ、強固なカルシウムスケールにはならずに軟らかく、細かい粒子の状態で堆積していました。 今までのカルシウムスケールによるポンプの破損を防止した事でラインの停止を防ぐと共に整備費用の大幅な削減を達成しました。
ポンプケーシング内に固化したスケールの付着あり
ポンプケース、及び羽根車にも固い炭酸カルシウムの結晶が厚く付着し羽根の破損、ポンプ効率の低下が発生
ポンプケーシング内にスケールの付着なし
ポンプケース、及び羽根車には超微粒子化した炭酸カルシウムの軟らかい粉が堆積しているのみで、ポンプ稼働に問題はなし
開放系セントラル空調に使用されるクーリングタワーの冷却水は、蒸発により水中のカルシウム濃度が補給水(原水)の7~10倍程度まで上昇し、クーリングタワー外側にある冷却フィン表面に固い炭酸カルシウムの結晶を生じさせ、冷却機能を低下させます。
ノンスケーラーは補給水配管に設置するだけで水に溶解している水酸化カルシウムを炭酸カルシウムのナノ粒子に変化させ、水中に分散して流し、冷却塔の冷却フィンにカルシウムが固化付着するのを防ぎます。
冷却塔スケール固着
ノンスケーラー使用後の状態
当化学工場の熱交換器は、カルシウムスケールが全体的に付着するため、5ヶ月経過ごとに分解清掃と洗浄を行っていました。 熱交換器にスケールが付着すると冷却効率が低下し、製品の品質を落とす原因となっていました。 熱交換器・配管のスケール・腐食対策として熱交換器洗浄後に「ノンスケーラー®」を設置した結果、装置を設置した熱交換器には5ヶ月経過後でも全くスケールの付着はなく、赤錆の腐食が黒錆の被膜へと変化している事が確認されました。
水中のカルシウムイオンは熱や圧力のかかる箇所で炭酸カルシウムの硬いスケールを形成します。遠心分離機は稼動時の回転部分が70℃~90℃と高温になり、カルシウムスケールが付着します。
ノンスケーラー導入前は約2ヶ月に一度の頻度で設備が停止し、その度に修理・洗浄に3日間掛けていましたが、ノンスケーラー導入後はカルシウムスケール固化付着は解消しました。
スケール固着あり(2ヶ月稼働)
スケール固着は全くなし(約120日間稼動後)
設置前の固着スケールに見られるようなスケール分は見られませんでした。
付着物も細かい粒状であり、手で容易に拭き取れました。
化学工場内排水配管(40A)の特殊ポンプ内は約1ヶ月で多量のカルシウムスケールの固着が発生するため、毎月の分解掃除が必要でした。同様に、同排水配管のストレーナーはカルシウムスケールの付着により1ヶ月で完全に詰まっていました。
そのカルシウムスケールの固着を防ぐ目的で、ノンスケーラー(NS-40)が同排水配管のストレーナーやポンプ手前の配管に1 セット設置されました。
ノンスケーラー設置32 日後の特殊ポンプ内のカルシウム付着はほんのわずかで、90%以上付着は防止されました。同様に、設置32 日後のストレーナー内のカルシウムスケールは、ほぼ有りませんでした。
このことから、ノンスケーラーによってカルシウムスケールの固着は完全に防止されたことが立証されました。
水道水のカルシウム成分が高いロンドン市内ビルに在るベンディングマシン複数台の給水チューブを洗浄しても6ヶ月でカルシウムスケールが詰まるという問題が起きていました。 「ノンスケーラー®」設置6ヶ月後ビルのマシン内水タンク、給水チューブ内のカルシウムスケール付着は完全に防止されていましたが、装置を設置していないマシンの給水チューブ内は50%以上の閉塞状態でカルシウムスケールが付着していました。
給水チューブ内が50%閉塞し、下部水タンクのスケール付着が拡大
給水チューブ内のスケールなし、下部水タンクのスケール付着は解消
温泉のカルシウムスケール問題を解決する「ノンスケーラー®」
旅の名残の思い出深い「温泉・旅館」は、昔より伝えられた日本の大切な伝統と文化です。 世界中の人々に愛されるこの日本文化を末長く継承するべきだと当社は考えます。 温泉の運営にはカルシウム結晶による弊害が生じ、その対策をする必要があります。 温泉のカルシウム成分は固い「カルシウムスケール」という炭酸カルシウムの結晶となり、ポンプ・ボイラー・熱交換器・配管の内壁に付着してしまいます。 その対策として最適なのが当社製品のカルシウムスケール固化付着防止装置「ノンスケーラー®」です。 ノンスケーラー®を設置すると、装置内を通過したカルシウム成分は強制酸化され、超微粒子の炭酸化カルシウムとなって水中に分散します。 炭酸カルシウムは温度やPHが変化しても、その後変化することはありません。 そのため、ポンプ・ボイラー・熱交換器・配管の内壁に固いカルシウムスケールが付着しなくなり、管の取り替えが不要になります。 世界で唯一のこの画期的な製品を是非ご検討ください。
前処理部(パイプテクター®)は配管の外側へ設置し、ノンスケーラー®はその後方の配管を切断し設置します。
配管サイズによって2種類のタイプがあります。
品番 | 適用流量(ℓ/分) | 対応配管サイズ(内径) | 接続 |
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NS-15 | 5.3 ~ 16 | 15㎜ | Gねじ※ |
NS-20 | ~ 30 | 20㎜ | Rcねじ※ |
NS-30 | ~ 50 | 32㎜ | Rcねじ |
NS-40 | ~ 120 | 40㎜ | Rcねじ |
NS-50 | ~ 176 | 50㎜ | Rcねじ |
NS-65 | ~ 300 | 65㎜ | フランジ |
NS-80 | ~ 452 | 80㎜ | フランジ |
NS-100 | ~ 707 | 100㎜ | フランジ |
NS-125 | ~ 1,100 | 125㎜ | フランジ |
NS-150 | ~ 1,600 | 150㎜ | フランジ |
NS-200 | ~ 2,800 | 200㎜ | フランジ |
NS-250 | ~ 4,400 | 250㎜ | フランジ |
※「Gねじ」は平行ねじ、「Rcねじ」はテーパーねじになります。