導入実績効果検証 12週間
ハマースミス病院
ハマースミス病院はロンドン北部に位置し、英国病院機構NHSファウンデーション・トラストの教育研究機関を兼ねた病院です。1902年に開業し、現在英国で臨床試験を専門に行う医療施設のなかでも最大規模の病院です。
当病院の空調冷水配管(SGP)内で赤錆腐食が進行し、漏水が発生していました。そこで、配管内の赤錆を黒錆へと還元し配管強度を増し、漏水の発生を防ぐためにNMRパイプテクターを設置しました。
NMRパイプテクター設置12週間後、空調冷水中の鉄分値は設置前の5.121mg/lから1/10の0.522mg/lへと減少し、空調配管内の赤錆が水に溶けない体積1/10の不動態である黒錆に還元されたことが立証されました。 NMRパイプテクターを設置してから現在まで8年間、新規の漏水は完全に防止されました。
設置の様子
病院名 | 英国国立病院機構 ハマースミス病院 |
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病院所在地 | ホワイトシティ、ロンドン |
病院概要 | 築115年 |
NMRパイプテクター設置日 | 2013年8月6日 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 空調冷水ヘッダー二次側冷水配管(SGP管 100mm)/PT-100DS×1台 |
循環している空調配管内の水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測して、その減少で赤錆の黒錆化および漏水防止効果を検証しました。
設置前 2013年7月4日 |
設置4週間後 2013年9月6日 |
設置6週間後 2013年9月17日 |
設置8週間後 2013年10月2日 |
設置12週間後 2013年10月28日 |
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鉄分値(mg/l) | 5.121 | 1.097 | 1.035 | 0.65 | 0.522 |
外部検査機関による分析証明書