導入実績効果検証 13日
ボーンマス ハイクリフ マリオットホテル
世界最大の5つ星ホテルチェーン、マリオットグループに属するボーンマスハイクリフ・マリオットホテルは、1878年に建設され、160の部屋を有しています。
マリオットホテルの給湯と給水配管は亜鉛めっき鋼管を使用していたため、NMRパイプテクター設置前の給湯配管から6 mg/l、給水配管からは3.46 mg/lと非常に高い鉄分値が検出され、赤水を含め配管内の赤錆劣化が深刻で将来の漏水も心配されていました。
給水・給湯配管内からの赤水を解消し、赤錆劣化および漏水を防止し配管を延命する目的で、給水・給湯配管の両方にNMRパイプテクターが設置されました。
設置13日後、朝一番に採水した給湯、給水(夜間滞留水)はともに透明になり水中の鉄分値も0.007 mg/lと、赤水は完全に解消されました。鉄分値が減少したことで、新規の赤錆発生が防止され、配管内の既存の赤錆が水に不溶な体積が1/10の不動態の黒錆に変化したことが立証されました。
以上により、配管内の新規の赤錆形成が防止され、既存の赤錆が黒錆化されることによるNMRパイプテクターの赤錆防止・配管延命効果が立証されました。
NMRパイプテクターを使用し続けることにより、給湯・給水配管は内部の赤錆が全て黒錆になり、内側から赤錆劣化しない配管になり、外部腐食を防げば建物が存続するかぎり配管は延命することになりました。
ボーンマス ハイクリフ マリオットホテルでのNMRパイプテクター設置の様子
ホテル名 | ボーンマス ハイクリフ マリオットホテル |
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ホテル概要 | 1878年竣工、築128年、160室 |
NMRパイプテクター設置日 | 2006年9月27日 |
NMRパイプテクター設置配管/設置数 | 給水配管(SGP管 75mm)/PT-75DS×1台 給湯配管(SGP管 50mm)/PT-50DS×2台 |
循環している給湯配管内の温水を「採水」し、水中に含まれる赤錆による鉄分値を計測してその減少で防錆効果を検証しました。
設置前 2006年9月27日 |
設置13日後 2006年10月10日 |
英国水道法水質基準値 | |
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給湯配管の鉄分値(mg/l) | 6 | 0.007 | 0.2以下 |
給水配管の鉄分値(mg/l) | 3.46 | 0.007 |
外部検査機関による分析証明書