更新:2022年10月4日
開放系セントラル空調に使用されるクーリングタワーの冷却水は、蒸発により水中のカルシウム濃度が補給水(原水)の7~10倍程度まで上昇します。この高濃度なカルシウムが含まれる水がクーリングタワー外側にある冷却フィン表面に固い炭酸カルシウムの結晶を付着させ、クーリングタワーの冷却機能が低下するため5~7年間でクーリングタワー1台当り1000 万~2000 万円の取替工事が必要になります。一般的にカルシウムスケールは加圧水洗浄では除去できません。
写真:冷却塔スケール固着
写真:冷却塔スケール固着 拡大
写真:冷却塔スケール固着
写真:冷却塔スケール固着 拡大
ノンスケーラーは世界で唯一装置内で水中のカルシウム分を炭酸カルシウムのナノ粒子に変化させ、以降炭酸カルシウム結晶の成長を防ぐ装置です。このノンスケーラーを補給水配管に設置するだけで水に溶解している水酸化カルシウムを炭酸カルシウムのナノ粒子に変化させ、水中に分散して流し、冷却塔の冷却フィンに固化付着するカルシウムを防ぎます。少し付着するものも砂状となっており、加圧水洗浄で簡単にスケールを除去できます。以上の効果から、ノンスケーラーはクーリングタワーの寿命を長期間延命します。
写真:加圧水洗浄後の状態
写真:加圧水洗浄後の状態 拡大
写真:加圧水洗浄後の状態
写真:加圧水洗浄後の状態 拡大