更新:2022年8月19日
何気なく使っている水道水は、配管の赤錆で低下する塩素量が多くなっています。
見落とされがちな水道管の劣化や赤錆の発生による殺菌用塩素の低下に対して投入する塩素量が増加している事を防ぐ話題の防錆技術<NMRパイプテクター®>が、
この度、世界のトップ10の技術に選出されました。
私たちの生活を支える水道水は、安全性の高さや利便性など、世界でもトップクラス。
恵まれた環境にあるといえますが、実は水道水の安全性を維持する為に投入される殺菌用塩素は配管内の赤錆によって減少します。その為に浄水場では濃度の高い塩素が水道水に含まれます。
配管の経年劣化などが原因で配管内に赤錆が発生するので、この赤錆を黒錆化すると塩素の低下が防止されるので投入する塩素濃度を低くすることができます。
赤錆によって配管が腐食し、それにより投入される塩素濃度が増加する問題を画期的な方法で解決するのが日本システム企画株式会社が独自に開発したNMRパイプテクター®です。
米国製造技術誌「MANUFACTURING TECHNOLOGY INSIGHTS」
米国製造技術誌「MANUFACTURING TECHNOLOGY INSIGHTS」
マニュファクチャリング・テクノロジー・インサイトは、成長分野をはじめ、製造分野に大きな影響を与えるテクノロジー・ソリューションにフォーカスして紹介しているもので、
業界のリーダーはもちろんのこと、一般技術者も広く注目している専門誌です。
NMRパイプテクター®の配管内の防錆技術は世界中で高く評価されており、国内外4,200以上にも及ぶ建物内配管での導入実績がその性能の高さを証明しています。
NMRパイプテクター®は一般的な建物の配管だけではなく、歴史的に重要な建造物にも多く導入されています。
今回の選出で話題になった大英博物館の空調配管も、皆さんご存知のように世界的に最も有名で貴重な建造物の一つです。
イギリスのロンドンにある大英博物館は、1753年に設立されました。
約800万点を収蔵・展示する世界最大級の博物館です。
歴史的権威のある書籍から貴重な美術品、世界各地の工芸品など、さまざまな品を所蔵しており、その中には阿弥陀如来像など、日本に縁の品も含まれます。
貴重な収蔵品を多く抱える大英博物館は、毎年600万人近い来館者が訪れますが、その過半数は英国ではなく海外からの観光客です。
英国の観光スポットとして高い人気があることが伺えます。
そんな英国の顔と呼べる大英博物館は、空調温水配管内の赤錆防止の為にNMRパイプテクター®を導入しました。
配管の赤錆腐食がさらに進行すると漏水の可能性もあり、貴重な美術品等の安全を守るためにも一刻も早い赤錆防止対策が望まれました。
NMRパイプテクター®が導入された「大英博物館」
配管内の赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」
大英博物館の赤錆の問題を解消するには、迅速に配管内の環境を改善すると同時に腐食の進行を抑える必要があります。 配管の更新という手段もありますが、長期にわたる大規模な工事の為、コストや工事による施設運営への影響などが懸念されます。 その点、NMRパイプテクター®は、
という4つのメリットを実現した画期的な配管内赤錆防止システムです。 大英博物館ではNMRパイプテクター®の導入・設置から1週間後には配管内の水中の赤錆による鉄分値は減少し、その5週間後には水中の赤錆からの鉄分値は1/100以下まで低下し、完全に腐食の問題を解決しました。
英国には歴史ある建造物が多く、配管の更新も簡単なことではありません。
NMRパイプテクター®は、大英博物館と同様の配管内の赤錆劣化問題を抱えていたそれらの重要な建造物や施設に多数導入され、確かな実績を積み上げてきました。
国会議事堂、アートギャラリーが有名なロンドンの市庁舎・ギルドホール、環境にも配慮する先進的な銀行・スコットランド王立銀行、ロンドンの5つ星ホテル・ロイヤルガーデンホテル、ケンブリッジ大学などです。
歴史あるロンドンのデパート・ハロッズへのNMRパイプテクター®導入を契機に、英国王室が所有するウィンザー城や、エリザベス女王の住まいであるあのバッキンガム宮殿でも配管内の赤錆劣化の問題を解決しています。
バッキンガム宮殿が赤錆に悩まされていたとは意外ですが、それだけ身近で誰もが直面する課題だといえるでしょう。
NMRパイプテクター®が導入された「ロンドン市庁舎」
NMRパイプテクター®の発明者は
日本システム企画株式会社社長の熊野活行
NMRパイプテクター®の誕生には、装置の発明者である日本システム企画株式会社社長・熊野氏による、従来の方法とは異なる斬新なアイデアがありました。
水配管内に発生する赤錆を取り除くのではなく、雷のように水の自由電子を弱く発生させ別の物質・黒錆に変化させてしまうというものです。
この画期的なアプローチがNMRパイプテクター®の4つ特徴
の実現を可能にします。
黒錆は赤錆とは違い、鉄を固い結晶の皮膜でコーティングする働きがあり、腐食が始まっていた部分も保護できるため、NMRパイプテクター®は配管の強化に大きく寄与します。
そのため、NMRパイプテクター®を導入すると、配管寿命は40年以上まで延命され、その間メンテナンスも必要ありません。
NMRパイプテクター®は配管外部に設置するので設置工事が簡単で、断水などを必要としない点も魅力的です。
鉄をコーティングする黒錆の例「南部鉄瓶」
環境にも優しいNMRパイプテクター®
NMRパイプテクター®は薬剤の投与や新たな資材を大量に使うことがないため、CO2排出を削減し自然環境に優しい製品でもあります。
これまでご紹介した英国の建造物では、赤錆問題に直面しながらも、コストや環境の問題、運営上の理由などから、なかなか対策を講じられる状況にありませんでしたが、NMRパイプテクター®はそれら様々な課題を柔軟にクリアし、スムーズに配管内の赤錆劣化の問題を解決してみせました。
環境に優しくコストも大幅ダウン、迅速な設置も可能なNMRパイプテクター®。これ以上の選択肢はなかったでしょう。
優れた防錆技術で世界的な建造物の配管内赤錆劣化問題を解決してきたNMRパイプテクター®は、防錆技術の世界トップ10に選出され、高い技術が広く認められることとなりました。
NMRパイプテクター®のニーズはさらに高まり、今後ますます注目を浴びることでしょう。
世界的建造物や重要施設のみを対象としたシステムではなく、NMRパイプテクター®はマンションの給水管赤錆劣化防止と長期延命など一般的な施設への導入実績も豊富です。
赤錆に頭を悩ませている方は、まずは日本システム企画株式会社のNMRパイプテクター®までお気軽にお問い合わせください!