更新:2020年4月17日
配管内の赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」は、日本国特許、米国特許、韓国特許、香港特許を取得し登録されています。 日本国特許も以前までは先願制だけが尊重され、他よりも先にそのアイディアや技術を文章化して特許を出願すれば特許は取得できましたが、 最近はその特許内容が「実現可能」なのか、本当に特許内容が「正しい」のかなど、実際にその特許内容が機能するのかがより厳しく審査されています。
NMRパイプテクター®が取得した「日本国特許」
NMRパイプテクター®が取得した「米国特許」
その中でも特に米国特許はその特許内容が厳しく審査されます。 例えば米国特許の審査では、その特許技術が本当に「実用化されている」のかまで問われ審査されます。 配管内の赤錆防止装置「NMRパイプテクター®」はそのような海外における厳しい特許審査を経て、世界の主要国での特許を取得し登録されました。
2004年2月16日、英国で初めてNMRパイプテクター®が設置されたのは「アッデンブルックス病院」でした。 当時、NMRパイプテクター®は英国での特許を有し、「腐食」に関する学会での論文が発表されたことから信頼性を確立していました。 そのため、ケンブリッジ大学の推薦により、ケンブリッジ大学付属病院である「アッデンブルックス病院」にNMRパイプテクター®が設置されました。 NMRパイプテクター®設置後、たったの11日間で亜鉛メッキ鋼管製の給湯配管内の赤錆が防止されました。 温水中の鉄イオン値はNMRパイプテクター®設置前の1.07㎎/ℓから、11日後には0.188㎎/ℓと水質基準値0.2㎎/ℓ以下になり、 NMRパイプテクター®の赤錆防止効果が検証されました。
NMRパイプテクター®を導入した
「アッデンブルックス病院」
NMRパイプテクター®を導入した
「聖トーマス病院」
その後まもなく、この実績が英国国立病院機構(NHS)へ伝わり、さらに聖トーマス病院、ウィッティントン病院、モーズレー病院、聖マリー病院、ハマースミス病院など 多くの病院でNMRパイプテクター®が導入されました。 どの病院でもNMRパイプテクター®の設置後、水中の鉄イオン値を設置前に比べ大幅に減少させ、赤錆防止効果を検証しました。 この防錆効果に満足いただいた上で、NMRパイプテクター®の代金をお支払いいただきました。
イギリスでは日本とは異なり、病院など施設の建物の管理は独立したコンサルタント会社が担当していることがほとんどです。
このコンサルタント会社からNMRパイプテクター®は病院だけでなく、数多くの5つ星ホテルや英国を代表とする建物に推薦・紹介され導入されてきました。
例えば、ハロッズ・デパート、BBC(英国放送協会)、ウィンザー城、バッキンガム宮殿、大英博物館、ロンドン市庁舎、ロンドン市立大学、スコットランド王立銀行(RBS)、
マリオットホテル、ヒルトンホテル、シスルウェストミンスターホテル、ホリデイ・イン・ロンドン・ヒースロー、ミレニアムホテル、マンダリンオリエンタルホテル、
ロイヤルガーデンホテルなど。
NMRパイプテクター®を設置したすべての建物で、配管内の水中の鉄イオン値を大幅に減少させ、赤錆防止効果を検証してご使用いただいています。
NMRパイプテクター®を導入した
「ハロッズ・デパート」
NMRパイプテクター®を導入した
「BBC(英国放送協会)」
これらの確かな実績と特許を保持していることから、NMRパイプテクター®は英国政府からも認められ、助成金が支給されています。 当社の英国子会社である「Japan System Planning UK,Inc.」が英国以外のヨーロッパの国々にもNMRパイプテクター®が普及するよう、英国政府から補助金を受領いたしました。 2011年1月25日には、神奈川県横須賀市にある「米海軍横須賀基地病院」にてNMRパイプテクター®が導入されました。 それによりNMRパイプテクター®の赤錆防止効果の実証がされ、 さらに米国での特許を保持していることから、NMRパイプテクター®が認められ、 米軍および米国政府機関との取引に必要な企業登録(企業識別コード)ダンズナンバー(Duns No)を登録しました。